Vue で動作環境ごとのコンフィグを設定
はじめに
Vue で Ivorzk/vue-cli-plugin-app-config を使って、動作環境ごとのコンフィグを設定する方法。
(ユースケースとしては、リリースビルドで動かしたいけど一部設定は開発向けにしたい、など?)
TL;DR
npm i vue-cli-plugin-app-config
でインストールapp.config.js
を作成し、vue.config.js
でpluginOptions
に追加npm run serve --dev
,npm run build --prod
などで環境(コンフィグ)切り替え可能
目次
環境・条件
1 | $ sw_vers |
詳細
セットアップ
参考: Quick to use
npm i
でインストール
1 | $ npm i vue-cli-plugin-app-config |
使い方
参考: app.config.js Sample configuration file structure
コンフィグファイル(app.config.js
)を作成
1 | module.exports = { |
vue.config.js
に設定を追加
1 | module.exports = { |
コンフィグを利用したい箇所で data
に設定、[this.]config.xxxx
で設定値にアクセス可能
1 | <template> |
環境の使い分けは --dev
や --prod
で実施。
1 | $ npm run build --dev |
注意点
Object
も使えるが、env
と common
に同一 Key で作成してもマージされない。
app.config.js
で以下のようにすると、
1 | module.exports = { |
実際のコンフィグは以下のようになる。(自分の環境では env
側が優先されているが、動作環境によっては逆になるかも)
1 | console.log($config); |
まとめ
npm i vue-cli-plugin-app-config
でインストールapp.config.js
を作成し、vue.config.js
でpluginOptions
に追加npm run serve --dev
,npm run build --prod
などで環境(コンフィグ)切り替え可能
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