yukik/koyomi で和暦を算出
はじめに
JavaScript で yukik/koyomi を使って和暦を算出する方法を整理した。
TL;DR
npm i yukik/koyomi
で GitHub からインストールnpm i koyomi
だと「令和」未対応
koyomi.format(
2020-04-01 09:00:00, 'GGN年')
で令和2年
が返却- 環境によっては
Intl.DateTimeFormat
やtoLocaleString
でも取得可能
目次
環境・条件
1 | $ sw_vers |
詳細
前置き
yukik/koyomi を使わずとも、環境によっては Intl.DateTimeFormat
や toLocaleString
で和暦を取得可能。
以下は「Google Chrome バージョン: 83.0.4103.97(Official Build)(64 ビット)」の Developer Tools 上で確認。
Intl.DateTimeFormat
1 | const date = new Date(2019, 4, 1, 0, 0, 00); |
toLocaleString
1 | const date = new Date(2019, 4, 1, 1, 20, 30); |
詳しくは以下を参照。
今回の対象(NativeScript 上)では、上記のどちらの方法でも和暦を取得できなかったため yukik/koyomi を利用した。
yukik/koyomi の使い方
yukik/koyomi をインストール。
npm i koyomi
だとバージョンが古く「令和」に未対応だった(※)ため、npm i yukik/koyomi
で GitHub からインストール。
1 | $ npm i yukik/koyomi |
_.uniq
を使いたいので lodash
もインストール。
1 | $ npm i lodash |
koyomi.format(
2020-04-01 09:00:00, 'GGN年')
で 令和2年
が取得できる。
直近50年の和暦を取得する場合は以下。残念ながら yukik/wareki では改元年の「平成31年」や「昭和64年」には未対応っぽい。
1 | const koyomi = require('koyomi'); |
その他、細かい使い方はドキュメント一覧を参照。
まとめ
npm i yukik/koyomi
で GitHub からインストールnpm i koyomi
だと「令和」未対応
koyomi.format(
2020-04-01 09:00:00, 'GGN年')
で令和2年
が返却- 環境によっては
Intl.DateTimeFormat
やtoLocaleString
でも取得可能
その他・メモ
hrdaya/UltraDate.js というのもあるっぽい。
参考文献
- yukik/koyomi: japanese date calculator
- JavaScriptが令和に対応。Intl.DateTimeFormatで日付を和暦(元号)表記に変換する - Qiita
- Intl.DateTimeFormat - JavaScript | MDN
- Date.prototype.toLocaleString() - JavaScript | MDN
- JavaScriptで日付をフォーマットする(和暦対応) - Qiita
- 日付を和暦で表示 – cybozu developer network
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